マグマイザー 第四話レビュー

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淫妖蟲 禁 ~少女姦姦物語~ オンラインゲーム

ディスク発売から早二ヶ月。のんびりとレビューしている本連載も、今回で四回目。気がつけば残り一話でマグマイザーレビューもおしまいです。年内には完結しそうですね。

これまでのマグマイザーレビューは以下のとおり

それでは第四話をレビューします。

(以下、役名のため敬称略)


いよいよ後半に入ったマグマイザー。物語も佳境へとさしかかる。

シュバルツに軽くあしらわれたマグマイザーこと烈とセクシー男優は、すんでのところで焦の術で死地を脱する。
この襲撃で、シュバルツも烈同様に神雄を探知する力を有していたことが証明された。言い換えれば、男優たちは常に黒の一族からの攻撃にさらされる危険な状況に陥ってしまったということだ。

さらに悪いことに、社会では黒の一族の情報操作により、彼らはテロリストであると報道されてしまっていた。烈と男優達の立場は悪くなる一方。SNSのアカウントまで凍結され、黒の一族の力を思い知るセクシー男優たちであった。

しかしめげることもなく、たき火と鍋を囲みながら談笑。男優たちのぎりぎりトークが繰り広げられる。このたき火のシーンは映像特典としてBlu-ray、もしくはDVDにノーカットで収録されているので、どんな話をしていたのか、気になっている方は、是非ごらんいただきたい。

そんな中、かおると吉村も合流。「友達」と言ってくれた吉村が生きていたことに喜びを隠せず、抱きつく烈。

かおるは御左口が開発した「神雄リング」という(黒田いわく)ダサいリングを携えていた。そのリングを肌身離さず持っていれば、シュバルツの探知から逃れられるという。
また御左口はマグマ粒子を応用した対黒の一族最終兵器を開発しているという。これが完成すればシュバルツを倒せる。見えた光明に喜びを隠せない男優たち。

だがそんな喜びの中で、突然うめき出す吉村。魔獣を倒すことによって術は解かれたものの、その傷はまだ癒えてはいなかったのだ。突如咳き込む吉村の胸には、痛々しい傷跡が残ったままだった。
苦しむ吉村を見て「これ以上巻き込んでいいのじゃろうか」と烈に問う焦。
焦はシュバルツの強さに絶望していた。そしてこれ以上、男優たちと烈の命を危険にさらしていいのかと悩んでいた。その心配に対し、烈はあきらめないと断言する。それでも食い下がる焦にいらだった烈は、一人でどこかへ行ってしまう。

去りゆく烈にかおるが追いすがる。御左口の研究所から、神雄たちのマグマ粒子が詰められた試験管をもってきたと言い、おまもりにと烈に渡す。かおるは編集長の死に直面し、ナーバスになっていた。そして復讐よりも自分の生き方を大切にしてほしいと訴える。そして抱きつくかおる。烈の手はその肩を抱こうかと逡巡するが、かおるを振り切って去ってしまった。

たき火に戻ってきたかおるに「誰にも烈を止める資格はない」と告げる焦。そして焦は、烈が戦う本当の理由を語る。それでも止めたいと思ったのは、きっと親心なのだろう。

焦げるは言う。烈の戦いのモチベーションは、贖罪であると。
黒の一族が真熊一族の里を襲った時、弟が烈と間違われて殺されてしまったのだ。そのきっかけが自分にあったことに、烈は今まで自責し、苦しんでいた。復讐なら誰かが心を癒やせば止められるだろう。しかし贖罪となると、許せるのは自分だけになってしまう。焦から語られた烈の過酷な内心を知り、押し黙ってしまう男優達であった。
このシーンの焦のセリフは必聴である。深いセリフのオンパレードなので、聞き逃さないようにしてほしい。

去った烈を心配しながらも、帰路につく男優たち。しかし黒の一族によって悪者にされた彼らを見る世間の目は厳しかった。空き缶を投げられ、罵声を浴びるセクシー男優達。また黒の一族の魔手は、焦にも迫っていた。

黒の一族に囚われた焦は、神雄リングによって神雄の探知ができなくなったシュバルツに、烈と神雄の居場所を言うよう拷問されてしまう。

一方、大島は、公園で子供たちと遊んでいた(既婚子持ちという設定である)。
ここで初めて、大島は子供たちに本当の仕事を明かす。そして子供達に、将来について語るが、子供は「マグマイザーを倒したい」と言い出す。自分の子供までも洗脳された事実に驚く大島。だがつとめて冷静に、子供達の夢を受け止める。

そんな大島のもとに、烈が現れる。かおると喧嘩してしまったことが、心残りであったらしい。そんな烈に、女に謝れない男は、男である資格がないと大島は語る。
大島は烈が抱いている感情がなにか分かっている。だが、烈は初めて感じた気持ちに戸惑いっていた。大島は人生の先輩らしく、そして性愛の達人として、烈を導こうとしていたのだろう。そんな最中、かおるの方から電話がかかってくる。「なんと言えばいいか、分かってるよね」と優しく微笑む大島。だが、その電話はそんな甘い電話ではなかった。

烈の居場所を問われ、過酷な拷問を受けつづけた焦は、それでも烈はシュバルツを超えると豪語。そして口を割らなかったためついに殺されてしまったのだ。
さらに遺体を、見せしめのためにゴミ捨て場に捨ておかれてしまった。
その画像をSNSで見たかおるが、烈に連絡をしてきたのである。

烈はまた、戦う理由が増えてしまった。そして黒の一族との戦いは、ついにクライマックスを迎える…。


今回は丈さん回といっても過言ではないだろう。
烈の抱えた気持ちに対するアドバイス、子供たちとのふれ合いなど、丈さんの見所がたくさんつまった回であった。理解ある先輩役として、気持ちが優しい丈さんはうってつけの役どころであった。

また丈さんが子供達に、将来の仕事や生き方を語るシーンもいい。セクシー男優へのバッシング、そして烈の生き方を見て、思うところがあったのだろう、と想像させる。

また今回は、隠れ焦回でもあった。「烈を許してやれるのは、烈だけなんじゃ」「お前(シュバルツ)とは犠牲にしてきたものが違うんじゃ」等々、焦はいくつもの神セリフを吐く。ユーモラスな姿とは裏腹に、深いセリフが多く、心を動かされるだろう。

 

一方で、烈を戦いから遠ざけようとするシーンがいくつかあった。だが、これらは蛇足的であり、違和感を感じざるをえなかった。

特に烈に戦いをやめ、自分の生き方を大切にするようにと焦やかおるが告げるシーン。
両名とも烈の身を案じてのことなのだろうが、あと三日で人類が滅びるというのに、闘うことをやめるように説得するのは、少々無理筋ではないだろうか。
烈の実情がどうであれ、選択肢として戦う以外にはないのだ。焦は御左口の最終兵器に頼ればいいというが、それも完璧に動作するのか、効果があるのか分からない以上、常識的にはバッファとして烈と神雄の存在は戦いに必要不可欠なはずである。

一方の当事者(になってしまった)の神雄たちは、すでにその危険を飲み込んでいる。
例えば大怪我をしても駆けつける吉村の姿を見ても分かるとおり、覚悟が完了しているのだ。
その中で戦いの核となる烈自身に戦いをやめるように説得するのは、ナンセンスではなかろうか?

危険に晒したくないという焦の親心も分からなくはない。編集長の死に直面し、ナーバスになっているかおるの気持ちも分かる。だが、いきなりヒューマニズムを前面に押し出した展開になるのはどうだろうか。唐突すぎて違和感と疑問が残った。

また惜しいと思われたのが、男優達が世間からバッシングされるシーンだ。このセクションは、黒の一族の底知れない謀略を顕著にする大切なシーンのはずだ。しかし、森林さんに空き缶が投げつけられ、卓さんと黒田さんに罵声が飛ぶ程度の事に過ぎなかった。つまり、さほど、バッシングを受けているように思えないのだ。
丈さんの子供が洗脳されていることで、マグマイザーと神雄たちの悪評が浸透している事は理解できるが、その窮状をより印象づけるために、もっと過激にバッシングを受けるシーンを挿入してほしかったと思った。

ともあれ、次回で最終回である。黒の一族との因縁は、どのように決着がつくのだろう。楽しみである。

(文/団長)

団長

団長

本サイト管理人。 元大手の動画配信サイト管理人。その頃に培った情報網で、エッチな情報を垂れ流しまくるダメ人間。

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